悪質なファクタリング会社の詐欺の手口に注意!悪徳会社の見分け方

悪質なファクタリング会社の手口に注意!見分け方を解説

お金の融資に代わる資金調達法にファクタリングがあります。

貸金業の業界に恐ろしい闇金が存在するように、ファクタリング会社の中にも悪質な業者が存在します。

悪質なファクタリング会社は闇金同様、緊急でお金を必要としている相手の弱みにつけこんで、自分たちの都合のいいように契約させようとする、絶対に関わってはいけない会社です。

今回はそんな悪質なファクタリング会社の被害に合わないために、悪質ファクタリング会社の手口や見分け方などについて解説します。

悪質ファクタリング会社の詐欺の手口

悪質ファクタリング会社の手口

悪質なファクタリング会社の使う手口や特徴として、次の5つがあります。

  1. 法外なファクタリング手数料を取る
  2. 契約の内容が曖昧・契約書を作らない
  3. 担保・保証人を求められる
  4. 債権譲渡通知を勝手に売掛先に送られる
  5. ファクタリング会社を装った闇金である

それぞれの手口や特徴について、見てみましょう。

1.法外なファクタリング手数料を取る

悪質なファクタリング会社は、相場よりも安い手数料で宣伝をしていながら、審査であれこれと理由をつけて手数料を引き上げ、顧客となる会社からお金を搾り取ろうとします。

ファクタアリングにかかる手数料の相場

ファクタアリングにかかる手数料の相場は2社間契約で10~30%、3社間契約で1~9%となっています。

最初から高い手数料で宣伝しているファクタリング会社は利用せずに済みますが、相場よりも大幅に安い手数料で宣伝している業者は怪しいと思った方がいいでしょう。

30%超えの相場よりも高い手数料が取られて、入金額が半分近くに減ってしまっては大きな損害を被ることになります。

ファクタリングにかかる諸費用

ちなみにファクタリングでは債権譲渡の登記(債権が譲渡されたことを法務局の登記簿に記録)やその他の諸費用で10万円ほどかかりますが、その諸費用の含めた上で、手数料が上記の相場になります。

またファクタリングで債権譲渡の登記が必要なのは法人が利用する場合のみとなっており、個人事業主の場合は登記は不要です。

こちらの記事ではファクタリングの契約の流れや手数料などを詳しく解説しています。

ファクタリングの仕組みや手数料について解説

ファクタリングとは?資金調達の審査・仕組みを図解で解説

2.契約の内容が曖昧・契約書を作らない

2.契約の内容が曖昧・契約書を作らない

手続きの際に契約の内容が曖昧であったり、契約書を作らない業者の場合、予想以上にお金を請求されることになります。

聞かされていない「保証料」「手付金」で減額されることも

手数料の他に、審査の段階で聞かされていなかった「保証料」「手付金」などの名目で入金額が大幅に減額されるのです。

手数料で相場通りの金額を謳っていても、結局手数料の相場をはるかに超えた金額を取られては意味がありません。

契約にはないはずの手数料

また、契約にはない分割払いを提案してきて、支払いのたびに法外な手数料を取るなど、その場その場で自分たちに都合のいいように対応を変えてきます。

最初は数十万円の取引だったのが、最終的に支払ったお金が100万円を超えるといった恐ろしいことが起きえるのです。

3.担保・保証人を求められる

3.担保・保証人を求められる

ファクタリングは売掛債権の売買であり、担保・保証人は不要なので、担保・保証人を求めてくる業者には注意です。

担保・保証人はお金の融資のときに必要なものであり、ファクタリングは売買契約だからです。

ファクタリングで担保・保証人を求めてくる業者は、ファクタリングと見せかけて高利貸しをしようとしている可能性があります。

担保・保証人を立てさせた上で高利貸しをし、返済できない場合は担保を取る・保証人に返済を迫るなど周りを危ない目に巻き込んで、お金を回収しようとします。

4.債権譲渡通知を勝手に売掛先に送られる

ファクタリングの2社間契約では、2社間契約という名前の通り、債権の譲渡を売掛先の会社に通知しません。

売掛債権をもつ会社がファクタリングを利用したことを売掛先の会社に知られると、経営の悪化などを心配され、今後の取引に悪影響が出るからです。

それを防ぐために2社間契約を結ぶのですが、悪徳ファクタリング会社は債権譲渡通知を勝手に売掛先の会社に通知することがあります。

ファクタリング会社への支払いが遅れている場合や、法外な手数料をとった場合には、それを払わせるための脅迫材料としても、売掛先の会社への債権譲渡通知が利用されるのです。

5.ファクタリング会社を装った闇金である(実例あり)

5.ファクタリング会社を装った闇金である

ファクタリング会社が闇金だったという事件が実例としてあります。

ファクタリングを装いながら闇金融を営んだ事件-産経WEST

売掛債権の売買であるファクタリングは貸金業ではないのですが、分割払いを提案して支払い手数料を取ったり、担保・保証人を求めるなど、ファクタリングを装いながら、高利貸しと変わらない取引をする業者もいるのです。

ファクタリングは個人でも利用できるなど、貸金業に似た性質も持ちあわせていますが、全くの別物であることを覚えておきましょう。

例えば個人でも利用できるファクタリングに「給料ファクタリング」があります。

ファクタルの給料ファクタリング

ファクタリングを装う闇金融があることの一因には、ファクタリングの手数料には法的な制限がないなど、法整備が進んでいないこともあります。

ファクタリングの悪徳会社(詐欺業者、闇金)の見分け方

ファクタリングの悪徳会社の見分け方

ファクタリングの悪徳会社を見分けるには、手数料や契約書の有無など他に、次の5つのことに気をつけてみて下さい。

  1. 面談なしで電話のみの対応は悪徳会社の特徴
  2. 住所などの会社情報をチェック
  3. 提出書類が少ない
  4. 口座名が会社名と異なる場合は詐欺の可能性あり
  5. 利用者の口コミ評判をチェック

一つずつ見ていきましょう。

1.面談なしで電話のみの対応は悪徳会社の特徴

悪徳なファクタリング会社は自分たちの詳細を隠したがる傾向があるので、面談などをカットし、電話のみの対応を取ります。

なかには面談なしのファクタリング会社もありますが、売掛金の証明書の提出など、審査はきちんと行われるので、怪しい点がないか確認しましょう。

2.住所などの会社情報をチェック

ファクタリング会社を選ぶ際は、事前にネットで会社の住所や代表者の名前、固定電話の番号、その他の情報、口コミ評判などをチェックしておきましょう。

前述の通り、悪徳な会社は自分たちの身元を隠したがるので、公式サイトの作りが簡易的であったり、身元を特定できるような情報は載せません。

3.提出書類が少ない

悪徳なファクタリング会社は手続きを簡単なもので済ますので、提出書類が極端に少なかったり、契約書を作らない場合もあります。

悪徳会社は口約束で費用を請求してくる場合もあるので、契約後はきちんと契約書の控えを受け取り、どのような契約内容なのかを把握しておきましょう。

4.口座名が会社名と異なる場合は詐欺の可能性あり

振込先の口座名が会社名と異なっていると、詐欺などの犯罪用に使われている、売買された口座の可能性があります。

悪徳なファクタリング会社は怪しい点がいくつも見受けられるので、何か不審な点を感じたら、利用をしないのが良いでしょう。

5.利用者の口コミ評判をチェック

ファクタリング会社を選ぶ時は、すでに利用した人の口コミ評判を見て、どの業者が良さそうか比較してみましょう。

口コミの内容は人によって分かれますが、いくつもの口コミを見ている内に、何となく自分に合ってるかどうかが分かってくるものです。

新しくできた業者に関しては、口コミの数が少ないこともあるので注意が必要です。

実際に優良な会社であっても、即日振込みなどの観点から、電話のみの対応で書類は画像データの送信にするなど、手続きをコンパクトにしている会社もあるので心に留めておきましょう。

次の記事では個人・法人に向けた安全な優良ファクタリング会社を5社を紹介しています。

おすすめの優良ファクタリング会社5社の比較

利用者の問題でトラブルになることも…

利用者の問題でトラブルになることも…

ファクタリングを利用する会社の中には、次のような行為で問題を起こし、トラブルとなることもあります。

  • 審査で虚偽の申告
  • 売掛債権を2重で売る
  • ファクタリング会社のお金を横領

命をかけて作った会社の資金繰りで必死になっている時には、正常な判断ができなくなることもあるものです。

審査で虚偽の申告をしたり、売掛債権を2重で売ったり、売掛先から振り込まれたお金をファクタリング会社に渡さずに横領するなど、ファクタリング会社に大きな損失を与えると、刑事罰といった法的な制裁を受けることにもなります。

こういったことを防ぐためにも、優良なファクタリング会社は慎重な審査を行いますが、上記のようなトラブルの元となる行為は絶対に避けましょう。

まとめ

悪質なファクタリング会社の特徴や手口、見分け方について解説しました。

まずは手数料が相場と比べてどうかを確認し、ネット上で会社情報や口コミ評判を確認しましょう。

その他、記事内で挙げた契約の内容や、担保・保証人を求められるといった怪しい点があれば、間違いなく悪質なファクタリング会社と判断できるでしょう。

会社の資金繰りのときにも慎重な判断一つで、不要なトラブルを避けることができます。

安全なファクタリング会社と契約して、あなたの資金繰りがうまくいくことを祈っています。

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