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悪徳ファクタリング業者の詐欺手口とは?違法な会社の見分け方

悪質なファクタリング会社の手口に注意!見分け方を解説

管理人
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こんにちは「ブラックでも借りれる達人」管理人の黒田(@black_pro_jp)です。

貸金業の業界に恐ろしい闇金が存在するように、ファクタリング会社の中にも悪徳な業者が存在します。

悪徳なファクタリング会社は闇金同様、緊急でお金を必要としている相手の弱みにつけこんで、自分たちの都合のいいように契約させようとする危ない会社です。

そんな悪質なファクタリング会社からの詐欺被害に合わないために、下記についてまとめました。

  • 悪質ファクタリングの手口
  • 悪徳ファクタリング業者による詐欺被害の実例
  • 悪質なファクタリング会社の見分け方

また危ないと言われる給料ファクタリングについても解説しています。

ファクタリングを利用したいけど不安を感じている方は参考にしてみてください。


悪質ファクタリング会社による危ない詐欺の手口

悪質ファクタリング会社の手口

悪質なファクタリング会社の使う手口や特徴として、次の4つがあります。

  1. 違法なファクタリング手数料を取る
  2. 契約の内容が曖昧・契約書を作らない
  3. 担保・保証人を求められる
  4. 債権譲渡通知を勝手に売掛先に送られる

それぞれの手口や特徴について、見てみましょう。

1.違法なファクタリング手数料を取る

悪質なファクタリング会社は、相場よりも安い手数料で宣伝をしていながら、審査であれこれと理由をつけて手数料を引き上げることをします。

顧客となる会社からお金を搾り取ろうと様々な手を使ってくる危ない存在です。

手数料の相場

ファクタリングにかかる手数料の相場は2社間契約で10~20%、3社間契約で1~10%ほどです。

これらの相場よりも大幅に安い手数料で宣伝している業者は怪しいと思った方がいいでしょう。

相場を大幅に超える30%超えの高い手数料を取られて、入金額が半分近くに減ってしまっては大きな損害を被ることになります。

ファクタリングにかかる諸費用

ちなみにファクタリングでは債権譲渡の登記(債権が譲渡されたことを法務局の登記簿に記録)やその他の諸費用で10万円ほどかかることがあります。

その諸費用の含めた上で、手数料が上記の相場になります。

またファクタリングで債権譲渡の登記が必要なのは法人が利用する場合のみとなっており、個人事業主の場合は登記は不要です。

こちらの記事ではファクタリングの契約の流れや手数料などを詳しく解説しています。

ファクタリングの仕組みや手数料について解説

ファクタリングはブラックでも借りれる?資金調達の仕組みを解説
ファクタリングとは?という方へ、この記事ではファクタリングの仕組みや、おすすめの業者ビートレーディングにも触れつつ審査の難易度なども詳しく紹介。

2.契約の内容が曖昧・契約書を作らない

2.契約の内容が曖昧・契約書を作らない

手続きの際に契約の内容が曖昧であったり、契約書を作らない業者の場合、予想以上にお金を請求されることになります。

聞かされていない「保証料」「手付金」で減額されることも

手数料の他に、審査の段階で聞かされていなかった「保証料」「手付金」などの名目で入金額が大幅に減額されることもあります。

手数料で相場通りの金額を謳っていても、結局手数料の相場をはるかに超えた金額を取られては意味がありません。

契約にはないはずの手数料

また、契約にはない分割払いを提案してきて、支払いのたびに法外な手数料を取るなど、その場その場で自分たちに都合のいいように対応を変えてくるケースもあります。

他社も含めた毎月の支払いがキツく、分割払いで一時をしのげるようなら、渋々と手数料のかかる分割払いを選択してしまう利用者の方もいます。

そして最初は数十万円の取引だったのが、最終的に支払ったお金が100万円を超えるといった恐ろしいことが起こりうるのです。

契約書が作られなかった場合は「民事不介入の原則」により、警察が間に入ることも難しいので注意が必要です。

参照:多重債務防止のための注意喚起(高額な手数料によるファクタリングの利用に関する注意喚起):金融庁

3.担保・保証人を求められる

3.担保・保証人を求められる

ファクタリングは売掛債権の売買であり、担保・保証人は不要なので、担保・保証人を求めてくる業者には注意です。

担保・保証人はお金の融資のときに必要なものであり、ファクタリングは売買契約だからです。

ファクタリングで担保・保証人を求めてくる業者は、ファクタリングと見せかけて高利貸しをしようとしている可能性があります。

担保・保証人を立てさせた上で高利貸しをし、返済できない場合は担保を取る・保証人に返済を迫るなど周りを危ない目に巻き込んで、お金を回収しようとします。

4.債権譲渡通知を勝手に売掛先に送られる

悪質な業者を利用すると、ファクタリングを利用したことを売掛先の会社に知られてしまう可能性があります。

通常、ファクタリングの2社間契約では、2社間契約という名前の通り、債権の譲渡を売掛先の会社に通知することはありません。

取引先の会社にファクタリングを利用したことを売掛先の会社に知られると、経営の悪化などを心配され、今後の取引に悪影響が出るからです。

それを防ぐために2社間契約を結ぶのですが、悪徳ファクタリング会社は債権譲渡通知を勝手に売掛先の会社に通知することがあります。

ファクタリング会社への支払いが遅れている場合や、法外な手数料をとった場合には、それを払わせるための脅迫材料としても、売掛先の会社への債権譲渡通知が利用されるのです。

【実例】ファクタリング会社がヤミ金(詐欺)だった事件

5.ファクタリング会社を装った闇金である

ファクタリング会社が闇金だったという事件が実例としてあります。

ファクタリングを装いながら闇金融を営んだ事件-M&A総合法律事務所

この事件は東京のヤミ金業者がファクタリングを装いながら、無登録で貸金業を行い、出資法を超える高金利で貸付をしたというもので、2業者8人の逮捕者が出ています。

ファクタリングを名乗る違法業者に引っかかってしまうと、法外な高金利を取られるという詐欺被害に合ってしまいます。

ファクタリングは貸金業ではない

売掛債権の売買であるファクタリングは、貸金業ではありません。

貸金業のように分割払いを提案して支払い手数料を取ったり、担保・保証人を求めることはファクタリングではできません。

しかしそういったルールを守らずにファクタリングを装いながら、高利貸しと変わらない取引をする業者もいるのです。

給料ファクタリングと融資は別物

個人でも利用できる給料ファクタリングは給料債権の買取(現金化)なので、手数料はかかりますが、融資と違って利息はかかりません。

給料ファクタリングを利用した際に、不要なはずの手数料がかかったり、分割払いを提案された場合は、危ない詐欺業者と見ていいでしょう。

給料ファクタリングがどのようなサービスなのかについては、「七福神」のサービスや審査について解説した、以下の記事で確認できます。

給料ファクタリング「七福神」のについて詳しくはコチラ

ファクタリングを装う闇金融があることの一因には、ファクタリングの手数料には法的な制限がないなど、法整備が進んでいないこともあります。

大手「七福神」は廃業

2020年3月に金融庁が出した見解では、給料ファクタリングは貸金業に当たるとされ、廃業となった給料ファクタリングの会社も多くあります。

給料ファクタリングの大手であった七福神も廃業となり、現在は公式サイトが閉鎖されています。

給料ファクタリングは危ない?

給料ファクタリングが問題視される原因はやはり高すぎる手数料であり、年利にすると200%超えにもなる業者が多いです。

しかしどこからも借入ができない人にとっては需要のあるサービスとして、業者探しをしている人は今もいます。

もし生活費が足りないなどで少額の現金を必要としているのであれば、個人による現金調達ができる合法的な「スマートツケ払い」というサービスもおすすめです。

個人が安全に現金調達をできる「スマートツケ払い」の解説はこちら

悪徳(違法)なファクタリング会社(詐欺、闇金)の見分け方

ファクタリングの悪徳会社の見分け方

ファクタリングの悪徳業者(詐欺、闇金)の見分け方を、実例をもとにポイントを5つ紹介します。

  1. 面談なしで電話のみの対応は悪徳会社の特徴
  2. 住所などの会社情報をチェック
  3. 提出書類が少ない
  4. 口座名が会社名と異なる場合は詐欺の可能性あり
  5. 利用者の口コミ評判を見る

一つずつ見ていきましょう。

1.面談なしで電話のみの対応は怪しい

悪徳なファクタリング会社は自分たちの詳細を隠したがる傾向があるため、面談ををカットし、電話のみの対応を取ろうとします。

なかには面談なしのファクタリング会社もありますが、売掛金の証明書の提出など、審査はきちんと行われるので、怪しい点がないか確認しましょう。

手続きの際の面談を省きたいという顧客が多いことを逆手にとった手口です。

2.住所などの会社情報をチェック

2.住所などの会社情報をチェック

ファクタリング会社を選ぶ際は、事前にネットで会社の住所や代表者の名前、固定電話の番号、その他の情報をチェックしておきましょう。

具体的な口コミ・評判などがあればなお良いです。

前述の通り、悪徳な会社は自分たちの身元を隠したがるので、公式サイトの作りが簡易的であったり、身元を特定できるような情報は載せません。

3.提出書類が少ない

悪徳なファクタリング会社は手続きを簡単なもので済ませる特徴もあります。

例えば、提出書類が極端に少なかったり、契約書を作らない場合があります。

悪徳会社は口約束で費用を請求してくる場合もあるので、契約後はきちんと契約書の控えを受け取り、どのような契約内容なのかを把握しておきましょう。

4.口座名が会社名と異なる場合

4.口座名が会社名と異なる場合

振込先の口座名が会社名と異なっていると、詐欺などの犯罪用に使われている、売買された口座の可能性があります。

悪徳なファクタリング会社は怪しい点がいくつも見受けられるので、何か不審な点を感じたら、利用をしないのが良いでしょう。

5.利用者の口コミ・評判を見る

ファクタリング会社を選ぶ時は、すでに利用した人の口コミ評判を見て、複数の業者を比較してみましょう。

口コミの内容は人によって分かれますが、いくつもの口コミを見ている内に、何となく自分に合ってるかどうかが分かってくるものです。

新しくできた業者に関しては、口コミの数が少ないこともあるので注意が必要です。

実際に優良な会社であっても、即日振込みなどの観点から、電話のみの対応で書類は画像データの送信にするなど、手続きをコンパクトにしている会社もあります。

次の記事では個人事業主・法人に向けた安全な優良ファクタリング会社を8社紹介しています。

おすすめの優良ファクタリング会社ランキングはこちら

2024年版ファクタリング会社ランキング!評判の良いおすすめ5社
ファクタリング会社でおすすめは?という方へ。口コミ・評判の良いmsfj などのおすすめの優良ファクタリング会社5選をランキング形式で紹介します。

利用者側の問題でトラブルになることも…

利用者の問題でトラブルになることも…

ファクタリングを利用する会社(顧客)の中には、次のような行為で問題を起こし、刑事事件に発展することもあります。

  • 審査で虚偽の申告
  • 売掛債権を2重で売る
  • ファクタリング会社のお金を横領

命をかけて作った会社の資金繰りで必死になっている時には、正常な判断ができなくなることもあるものです。

上記のような問題行為でファクタリング会社に大きな損失を与えると、刑事罰といった法的な制裁を受けることにもなります。

こういったことを防ぐためにも、優良なファクタリング会社は慎重な審査を行いますが、上記のようなトラブルの元となる行為は絶対に避けましょう。

まとめ

悪質なファクタリング会社の特徴や手口、見分け方について解説しました。

まずは手数料が相場と比べてどうかを確認し、ネット上で会社情報や口コミ評判を確認しましょう。

その他、記事内で挙げた契約の内容や、担保・保証人を求められるといった怪しい点があれば、間違いなく悪質なファクタリング会社と判断できるでしょう。

会社の資金繰りのときにも慎重な判断一つで、不要なトラブルを避けることができます。

安全なファクタリング会社と契約して、あなたの資金繰りがうまくいくことを祈っています。

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