
こんにちは「ブラックでも借りれる達人」管理人の黒田(@black_pro_jp)です。
ブラックリストの人でも作れるクレジットカードの口コミ評判で、名前があがることの多い楽天カード。
そんな楽天カードですが、本当にブラックでも作れるのかどうかの答えは「作れた人もいる」ということです。
この記事では、ブラックリストと楽天カードの審査について、詳しく解説します。
また、ブラックリストになる条件や審査の注意点、楽天カードに通れない人におすすめのクレジットカードも紹介します。
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「楽天カードはブラックリストでも作れる」は事実?
審査落ちの可能性が高い?
「楽天カードはブラックリストでも作れる」は事実ですが、それは滅多にないことであり、審査落ちになる可能性が高いです。
楽天カード株式会社は、ブラックの人がカードを作れないことを明言しておらず、審査結果は会社の判断によります。
少なくとも毎月の支払いが可能であることを証明できれば、ブラックでも作れる可能性がありますが、期待すべきではありません。
再発行でも厳しい
過去に楽天カードを持っていたとしても、ブラックリストだと再発行は厳しいでしょう。
ただ口コミ体験談では、楽天カードから強制解約を受けた人が再発行できたというものもあります。
ブラックになるといっても、その経緯は人それぞれなので、ブラックの程度が軽いものであれば、カード会社も個別に判断すると考えられます。
審査結果は会社の裁量次第
楽天カードの審査結果が会社の裁量次第であることは、ブラックでも審査に通れるケースがあることを意味します。
過去に債務整理をしたことが信用情報に残っていたとしても、それ以降の取引実績によってクレジットヒストリーが評価された場合は、審査に通ることもあります。
また公務員であったり、大手企業に勤めているなど、属性が良いこともブラックの審査では有利になります。
ブラックだと即審査落ちとなるカード会社がほとんどですが、楽天カードは試してみてもいいかもしれません。
「ブラックでも審査に通った」の口コミ(滞納、破産者)
楽天カードがブラックでも作れることの根拠として大きいのが「ブラックでも審査に通った」という口コミ評判があることです。
口コミではクレカの滞納を5年前に完済した人と、3年前に自己破産をした人の証言が確認できます。
2019年の投稿なので、それほど遠い過去の話ではありません。
参照:ブラックなのに楽天カードが審査通りました。-Yahoo!知恵袋
以上のことから、楽天カードの審査結果はブラックかどうかだけでなく、ブラックの程度によっても決まることが分かります。
口コミの例から分かるように金融事故から時間の経過があれば、最終的には現在の返済能力で判断されることもあるのです。
家族カードならチャンスあり
ブラックでもクレジットカードを持ちたいなら、楽天の家族カードを選ぶという方法もあります。
家族カードは、クレジットカード(親カード)を持つ人の家族がほぼ審査なしで持てるカードなので、ブラックであることは関係ありません。
家族カードの支払いは親カードをもっている人に請求がいくので、家族カード名義人(あなた)の支払い能力は審査されないのです。
ブラック解除まで何年?条件と金融事故の種類
延滞や債務整理などの金融事故を起こしてしまうと、ブラックの履歴があなたの個人信用情報にのってしまいます。
どんな金融事故を起こしたか(条件)によって、ブラックリストの種類と、解除されるまでの期間が異なります。
ブラックの種類や期間について一覧表にまとめました。
金融事故の種類 | 内容 | ブラックになる期間 |
---|---|---|
長期延滞 | 返済期日から61日~3ヶ月以上の支払いの遅れ。 | 5年 |
債務整理 | 専門家を通して合法的に行う借金の減額手続き。 | 5年 |
自己破産 | 専門家を通して合法的に行う借金の帳消し。 | 5~10年 |
代位弁済 | 債務者に代わって保証会社が支払うこと。 | 5年 |
強制解約 | 契約や利用規約の違反などにより、一方的に契約を打ち切られること。 | 5年 |
それぞれの金融事故がクレジットヒストリーとして信用情報に載った場合、掲載期間の間はずっとブラックの状態となります。
上表の掲載期間が過ぎると金融事故の情報も削除され、ブラック解除となります。
個人信用情報はCIC、JICC、KSC(全国銀行個人信用情報センター)の3つがありますが、多くのクレジットカード会社が加盟しているのはCICです。
通販の後払いサービスは延滞にならない
数ある通販サイトの中にはGMO後払いやNP後払いなど、後払い決済サービスを導入しているところも多いですが、後払い決済サービスの延滞はブラックにはなりません。
後払い決済サービスを提供する会社は信用情報機関に加盟していないので、支払いを遅延しても金融事故として、個人信用情報には掲載されないためです。
信用情報機関に加盟しているのは、銀行や貸金業者などの金融サービスを提供する企業や、携帯電話会社などローンでの支払いシステムがある会社です。
延滞になるのは61日以上の遅延
支払い遅れが金融事故(延滞)として個人信用情報に載るのは、遅延の期間が61日以上になった場合です。
信用情報への記載を待ってもらうことはできません。
支払い期日から60日以内に支払いをすれば、金融事故として信用情報に載せられることはありません。
数日の遅延で自分がブラックになってしまったという勘違いはよくある話なので、覚えておきましょう。
ちなみにいったん支払いを滞納してしまうと、分割払いに切り替えることはできません。
カード利用後に支払い方法を分割払いに切り替えられるのは毎月20日までです。
結婚によってブラックが解除になる?
もしあなたが結婚をして姓が変わっていても、ブラック状態から解除されることはありません。
ただ姓が変わったことによる個人情報の変化で、審査の際にあなたのブラック状態が見落とされるケースがあります。
クレカ審査では、名前などの個人情報をもとにデータを照合して、ブラックかどうかの判断を下すからです。
実際にはブラックリスト入りをしている人でも、個人情報が変わって、ブラックであることがバレない人もいます。
信用情報の照会でブラックリストの確認
自分がブラックリストかどうかは、信用情報機関への照会で確認できます。
信用情報機関 | 照会の方法 | 費用 |
---|---|---|
CIC | パソコン、スマホ、郵送、窓口 | 500~1,000円 |
JICC | スマホ、郵送、窓口 | 1,000円 |
KSC(全国銀行個人信用情報センター) | 郵送のみ | 1,000円 |
CICのみパソコンやスマホ画面で信用情報の確認ができ、JICCとKSCは申し込みをした後に書類で送られてきます。
もしあなたがブラックであるなら、クレジット情報にある入金状況の欄に「P(請求の一部の入金あり」や「A(契約者都合による未入金)」の記号があります。
そして支払いに問題がなければ「$(請求通りかそれ以上の入金あり)」の記号が並んでいるはずです。
自分がブラックだと確認できた上で、それでもクレジットカードが必要という方は、以下の記事を参考にして下さい。
楽天カード以外のおすすめは「ライフカード」「アメックス」
ブラックリストの人はほとんどのクレジットカードで審査落ちとなります。
しかし楽天カード以外にも、ブラックの程度に応じて発行が可能なクレジットカードがあります。
「ライフカード」と「アメリカン・エキスプレス・カード」は一般的なカード会社とは違う、独自の審査基準をもっていますが、それぞれのカードについて詳しく見てみましょう。
延滞した人でも作れる「ライフカード」
ライフカードは、延滞をしたことがある人でも作れるクレジットカードです。
延滞をしたことがある人でも作れることは、公式サイトにも書かれています。
年会費が5,000円かかることがデメリットですが、その分審査に通りやすいとあれば、ブラックの人にとっては5,000円分の価値はあるかもしれません。
ライフカードは延滞の人でも審査の対象としていますが、債務整理や自己破産など重い状態のブラックの方は審査落ちとなります。
ブラックであるかどうかに関わらず、審査が不安な方にもおすすめのクレジットカードです。
現在の支払い能力が基準となる「アメックス」
アメックスの審査は、過去の信用情報よりも現在の支払い能力を重視するという特徴があります。
口コミには「自己破産から5年以内でも審査に通った」というものもあるから驚きです。
もちろん過去の金融事故をまったく気にしないわけではなく、現在の返済能力を評価されてこその審査通過です。
アメックスの審査は、他社よりもずっと柔軟な対応をしてくれる点で、ブラックリストの方にもおすすめです。
まとめ
ブラックの人が楽天カードの審査に通るのは難しいです。
しかしあなたが現在の属性や返済能力において、相応の評価を得ることができれば審査に通ることもあります。
口コミの「ブラックでも通った」という内容からも、楽天カードはブラックでも作れる可能性があることが事実だと分かります。
ブラックの程度に応じて柔軟に対応してくれるので、あなたの状況に合わせて検討してみて下さい。
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