
こんにちは「ブラックでも借りれる達人」管理人の黒田(@black_pro_jp)です。
未成年の方は法律上、お金を借りられないようになっています。
また、銀行や消費者金融のカードローンも規約で、お金の借り入れができるのは「20歳以上」としています。
それでもお金が必要な時はどうすればいいのか?
この記事では、未成年でもお金を借りたいあなたへ、4つの方法を解説します。
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未成年でもお金を借りる方法はローンの選び方
未成年でもお金を借りる方法は、未成年でも借りられるタイプのローンを選ぶことです。
一般的なローンのほとんどは、申し込める人の条件として「20歳以上」というものを設けており、未成年の借入ができなくなっています。
しかし未成年でも「社会人」や「学生」、「既婚者」などの肩書きを持つことで借りられるタイプのローンがあります。
そこで未成年でもお金を借りれるタイプのローンや方法について、詳しく見ていきましょう。
1.未成年の社会人は「JA(農協)」「ろうきん」で借りる
未成年の社会人は「JA」または「ろうきん(中央労働金庫)」でお金を借りることができます。
未成年でありながら社会人という状態
高卒で就職をした場合は、未成年でありながら社会人という状態です。
しかし、社会人であろうと学生であろうと、未成年は銀行や消費者金融からお金を借りれないのは同じ。
そこで未成年の社会人のためのローンとしてあるのが、JAやろうきんのローンです。
親の同意が必要
JAや労金のカードローンも、未成年である以上は親の同意を得て借り入れをすることになります。
各機関にもよりますが、審査では年収だけでなく勤続年数も重視され、1年以上あると審査に有利になるようです。
参照:ろうきんのカードローン「マイプラン」の申し込み条件|中央労働金庫
2.即日の学生ローンでお金を借りる(高校生以下は不可)
学生ローンを商品として扱う業者があります。
ここで言う学生とは18歳以上の大学生、大学院生、専門学校生のことであり、無職はもちろん、高校生などは含まれません。
業者によっては高卒の予備校生でも審査対象にしているところもあるようです。
学生ローンはプロミス・アコムなどの大手消費者金融とは違い、融資の対象を学生としている商品ですが、業態としては消費者金融の1つに含まれます。
今日中にお金が必要な時の学生ローン5社
学生が申し込める学生ローンの業者を5社、ピックアップしました。
融資限度額や金利などは学生に合わせて、一般より低く設定されていて、審査状況によっては即日融資も可能です。
必要書類が学生証であることや、多くの業者が学生の街高田馬場に集中しているのが学生ローンならではですね。
20歳未満の学生は親権者の同意が必要
20歳未満の学生がお金を借りる場合は親権者の同意が必要になります。
また、利用条件に18歳以上という下限の年齢が書かれてない業者は、学生ローンを謳いながら、20歳以上の学生のみを審査対象にしていることが考えられます。
審査対象は20歳以上?
学生ローンの中には、20歳以上の学生のみを審査対象とした業者があり、その場合は未成年NGとなります。
上で紹介したマルイ、学生ローンカレッジ、学生ローンフレンド田(デン)の3社は18歳以上の学生なら貸付可能となっています。
しかし、アミーゴは公式サイトで「貸付対象は20歳以上の学生」と明記されており、友林堂は記載がないので問い合わせが必要になります。
学費は奨学金で借りれる
あなたがお金を借りたい理由が学費であるなら、奨学金を借りる方法があります。
奨学金とは?
奨学金は国や自治体が、学業が優秀な学生や、家庭の事情で大学の学費が出せない人に向けて提供する学費支援制度です。
学びたい学生の事情を鑑みて、無利子または低利子で借りれる貸付金です。
個人の状況によりますが、年額で20~60万円の奨学金を借りることができます。
奨学金を借りるには審査が必要
奨学金には返済義務のない「給付型」と返済義務のある「貸与型」の2つがあり、どちらも審査が必要です。
審査では、あなたの学力や家庭の事情が審査されますが、返済義務のない「給付型」のほうが審査難易度が高くなります。
奨学金制度を実施している団体には以下のようなところがあります。
上記の団体はほんの一部であり、地方自治体の奨学金や大学独自のもの、民間団体による奨学金など、奨学金を借りれるところはたくさんあります。
3.未成年の既婚者(みなし成人)としてを借りる
20歳未満でも既婚者であれば、民法によって「みなし成人」に分類され、ローンを利用できる場合があります。
「みなし成人」として扱われることは、社会的責任能力あるとみなされることです。
しかし「みなし成人」の場合であっても、お金を借りられるかどうかはローン商品の種類や審査担当者の判断により、難しいことが多いです。
まずは地元の信用組合や信用金庫といった小さな機関で相談してみてはいかがでしょうか。
利用条件「満20歳以上」のローンは厳しい
銀行や消費者金融のカードローンは、利用条件が「満20歳以上」と規約で決まっているものが多く、そういったものは申込みができません。
また、民法による「みなし成人」などの例外的な規定があっても、ほとんどの金融機関・貸金業者では、「みなし成人であっても未成年は未成年」と判断されてしまい、貸付を断られてしまうことが多いでしょう。
まずは「みなし成人」として借りられるかどうか、金融機関に問い合わせてみる必要があります。
ヤフー知恵袋でも、未成年が結婚をして成人扱いされた場合のローン審査について、お悩みの方がいましたので参考までにどうぞ。
結婚すると法律上成人扱いされます。
成人扱いされるというのは法律行為(簡単に言えば契約)を 自分ひとりで有効に行うことができるという意味です。
(中略)
ローンを組むことは金銭消費貸借契約を結ぶという法律行為なので結婚すればあなたも結婚相手の人も単独で契約することが可能です。
親権者の同意は要りません。
なので、結婚すれば法律上親権者の同意なくローンを組むことは可能です。
法律論では未成年でも借りられるという根拠があっても、審査に通すかどうかの判断は貸し手に委ねられているのです。
多くの各金融機関、貸金業者の公式サイトでも「結婚によって成人扱いとなる未成年」へのローンに関しては触れられておらず、「20歳以上」という条件を載せています。
保証人や担保などの条件付きで借りる
未成年は住宅ローンやマイカーローンなどの申込みもできますが、審査に通るのが難しく、保証人をつけたり、不動産を担保に入れて借りるのが、一般的です。
審査が厳しいことを考えると、即日融資で借り入れるのは難しいでしょう。
4.クレジットカードの即日キャッシングで現金を借りる
18歳以上であれば、未成年でも作れる学生向け(高校生は不可)のクレジットカードがあります。
学生向けのクレジットカードでもキャッシング枠がついているものがあるので、お金を借りることができます。
※クレジットカードには買い物用のショッピング枠と、借り入れ用のキャッシング枠がある。
18歳以上と言えども、未成年がクレジットカードを発行するには親権者の同意が必要です。
その他にも質屋の利用など、無審査であれば未成年でも即日でお金を作る方法がありますが、気になる方はこちらの記事をご確認ください。
未成年(高卒18歳、19歳)がお金を借りれるのは例外的?
未成年でもお金を借りれる場合がありますが、例外的といっていいでしょう。
お金を借りるには審査が必要であり、基本的に未成年は、法律によってお金を借りることができません。
未成年がお金を借りれない理由
未成年は法律行為ができない
未成年は、契約を結ぶという法律行為ができないことが、お金を借りれない理由です。
銀行や消費者金融からお金を借りるということは、借りる側と貸す側が契約を結ぶということで、それができるのは20歳以上の成人だけです。
また、未成年が単独で行った法律行為は、未成年であるというだけで後から取り消すことができます。
現行民法においては、18歳、19歳の若年者を含む未成年者が単独で行った法律行為については、未成年者であることのみを理由として取り消すことが出来るため(5条2項)、この未成年者取消権は未成年者が違法もしくは不当な契約を締結するリスクを回避するに当たって絶大な効果を有しており、かつ、未成年者を違法もしくは不当な契約を締結するよう勧誘しようとする事業者に対しては強い抑止力となっている。
度々話題となる成人年齢の引き下げですが、法律の適用に関しては内容ごとに年齢で細かく決めるよう、もっと議論されるべきですね。
未成年は法律により契約ができない
借入金額や金利、返済額や返済期限など、カードローンの利用に関する内容が契約によって決まるわけです。
未成年が「契約を結ぶ」という法律行為ができないということは、お金を借りる契約を結べないということになるのです。
銀行や消費者金融も申込みできる人の条件として「20歳以上」としています。
参照:民法総則第5条【未成年者の法律行為】|司法書士合格クレアール
未成年の借入には「法定代理人」の同意が必要
法定代理人とは通常、親権者になります。
多くの人の場合、親の同意が必要ということですね。
法律上と実際の話は違う
親の同意さえ得られれば、お金が借りられることになりますが、それは法律上の話です。
ほとんどの金融機関は、親権者の同意を得た未成年にお金を貸し付けるということに積極的ではないようです。
親の同意が障害になる
すんなり同意する親がいないことを考えれば、手続きに手間がかかりますし、トラブルが起こるなどの障害やリスクを避けることができます。
未成年がお金を借りるということは可能ですが、簡単ではないことを覚えておきましょう。
親にバレずに借りることはできない
ここまでに未成年がお金を借りる方法として、いくつかのローンの種類や制度などについて見てきましたが、基本的に未成年が親にバレずにお金を借りることはできません。
どのような手続きでも基本的に親権者の同意が必要となるからです。
親にバレずにお金を借りる方法があるとするなら、少額のお金を友人などから借りることぐらいです。
法的な手続きを伴った未成年の借入は必ず親の同意が必要になります。
まずは親に借入の相談しよう
ここまで見てきて、未成年がお金を借りるのは簡単でないことが分かったと思います。
まだ社会的責任能力がないとされる未成年がお金を借りたい時は、まず親に相談することをおすすめします。
未成年が無審査でお金を借りる唯一の方法といえるでしょう。
親から借りるメリット
親から借りることのメリットには、何と言ってもまずは、金融業者から借りるときのような利息がかからないということがあるからです。
また金融業者を利用するときのように、審査で返済能力を調べられることもありません。
返済の融通が効く
万が一、返済期日に遅れるようなときがあっても、金融業者のように遅延損害金がかかるようなこともなく、融通をきかせてもらえる可能性もあるでしょう。
お金が必要な理由を正直に話して、その熱意を伝えましょう。
まとめ
未成年がお金を借りられるのは、例外的な場合です。
銀行や消費者金融のカードローンが利用するには「満20歳以上」という条件が必要で、仮に親の同意を得て申込みをしても、審査に通るのは難しいです。
未成年がお金を借りる方法で、一般的なものは「学生ローン」であると言えそうです。
しかし、金融業者に申し込むよりもまずおすすめしたいのは、親から借りるということです。
金融業者のような利息はかかりませんし、審査もないので交渉しやすいでしょう。
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