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サラ金・街金とは?消費者金融との違いと闇金の見分け方を徹底解説

サラ金・街金・闇金と消費者金融の違い|利息や金利、審査を解説

管理人
管理人

こんにちは「ブラックでも借りれる達人」管理人の黒田(@black_pro_jp)です。

お金の借入先を探していると「サラ金・街金」という業者も出てくることがあり、消費者金融との違いがよく分からない方もいるのではないでしょうか。

ここでは、サラ金・街金について、消費者金融との違いや比較も含め、解説します。

完全に違法な闇金の特徴についてもお伝えします。

この記事を読めば

  • 街金(まちきん)とは
  • サラ金とは
  • 消費者金融と闇金の違い
  • 闇金との見分け方

が分かります。


サラ金・街金(まちきん)は消費者金融にほぼ同じ

サラ金・街金は消費者金融にほぼ同じ

サラ金や街金は消費者金融の中に含まれ、ほぼ同じようなものです。

同じものに対する呼び方の違いであって、法律による明確な定義はありません。

みなさんがテレビCMや街角の広告でよく目にする、プロミス、モビット、アコム、アイフルが大手の消費者金融として有名です。

貸金業者という点ではサラ金・街金と大手消費者金融も同じですが、サラ金・街金と大手消費者金融の細かな違いを見てみましょう。

「サラ金」とは消費者金融の以前の呼び方

サラ金と消費者金融は同じもので、一昔前(90年代頃)まで、今は消費者金融と呼んでいる貸金業者をサラ金と呼んでいました。

人によっては、今でもサラ金と呼んでいる人もいるかもしれません。

プロミス、アコム、アイフル、モビットなどが大手消費者金融として有名で、それらが現代のサラ金といってもいいでしょう。

「サラ金」という言葉ですが、「サラリーマン金融」の略で、サラリーマンを貸付の対象としていたのが言葉の由来です。

かつてサラ金(サラリーマン金融)といわれていた会社が、現在の消費者金融です。

サラ金という言葉に対して、「高い金利で貸し付ける」「取り立てが怖い」といったマイナスイメージを持っている人は多いでしょう。

確かにかつてのサラ金は、過剰な貸し付け、高金利、厳しい取り立てなど、消費者にとって使い勝手が悪いサービスを提供している時代がありました。

引用元:消費者金融とは?メリット・デメリットとサラ金や闇金との違いも解説|ローンノート

過去に社会問題となっていたサラ金

過去には金銭トラブルの多かったサラ金

80~90年代当時のサラ金は高い金利や違法な取り立て方法が原因で、顧客とのトラブルや多重債務者の増加が社会問題となっていました。

当然、サラ金のイメージは悪いものになり、誰も関わろうとはしなくなった結果、商売が成り立たなくなるのは言うまでもありません。

そこで利用者を増やすため、業界のイメージを変えようという動きが起こりました。

金利・利息や取り立て方法の見直し

サラ金の悪いイメージを一新し、90年代頃から業界全体でよりクリーンなサービスにしようという動きが起こりました。

その結果、これまでの高い金利の見直しや、取り立て方法に法規制を設けるようになったのです。

現在ほとんどの大手消費者金融は、三菱UFJ銀行三井住友銀行といったメガバンクと同じグループの会社となっており、電話対応なども非常に丁寧になっています。

サラ金から「消費者金融」へ

サラ金の悪いイメージを変えようという動きの一環で、呼び名も変えることになり、サラ金が「消費者金融」と呼ばれるようになったため、両者の行っているサービスに違いはありません。

もちろんそういった事情を知らない人も多く、今でもサラ金という呼び名が使われることもあります。

現在の消費者金融(サラ金)は違法な金利の適用や、違法な取り立てを行っていません。

街金とは中小消費者金融の別の呼び方

街金=中小消費者金融?

街金は消費者金融やサラ金の一部で、中小消費者金融の別の呼び方と見て問題ありません。

街金は文字通り、街中で営業をしている金融機関のことです。

より詳細に解説するなら、大手よりもかなり小規模な経営で、地元の顧客を中心とした地域密着型の中小の消費者金融と言えます。

全国にある有名な街金をいくつかリストアップします。

  1. フクホー(大阪)
  2. フタバ(東京)
  3. セントラル(愛媛)
  4. アロー(名古屋)
  5. ハローハッピー(大阪)
  6. エイワ(横浜)

街金(中小消費者金融)は、大手の審査で合格できなかった人を審査対象としているため、大手に比べ借りやすいところになっています。

大手消費者金融のように全国規模での宣伝はしていないため、聞いたことのない名前も多いかもしれませんが、金融庁に登録済みの正規の消費者金融です。

闇金は完全に違法な業者(街金との違い)

闇金は完全に違法な業者

消費者金融、サラ金、街金と闇金の違いは、国の許可を受けた正規の金融会社かどうかということです。

消費者金融、サラ金、街金は合法的に営業をしている正規の金融会社ですが、闇金は国や自治体の認可を受けずに、お金を貸している完全に違法な業者です。

「審査なし」や「ブラックOK」といった甘い宣伝文句を使っているところは、ほぼ間違いなく闇金ですので、利用しないようにしましょう。

闇金は法外な金利は当たり前で、悪質な取り立て方法で、あなたの周りの人間関係が崩壊したり、人生の破綻につながります。

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昔は今よりもずっとイメージが悪かったサラ金

昔は今よりもずっとイメージが悪かったサラ金

昔(90年代頃まで)は、サラ金は顧客との数々のトラブルを起こしたため、社会問題にもなり、非常にイメージが悪いものでした。

高すぎる金利や勤務先・自宅への深夜の訪問など、悪質な取り立て方法が原因です。

現在のサラ金は日本貸金業協会に登録し、正規の業者として貸金業を営んでいるため、以前にあったような悪質な業者は淘汰されました。

業界全体の変化(法律改正と上限金利の変遷)

サラ金の利用は危ないということになると、当然利用者がいなくなるため、業界全体で業務内容やイメージの改善が図られました。

今日まで貸金業法の法改正や上限金利の変遷などもあり、サラ金は現在では一般的に「消費者金融」と呼ばれるようになりました。

そういった経緯が、サラ金とは何を指すのかが曖昧になった一因でしょう。

今でこそ大手サラ金のプロミス、アコムなどがメガバンクの傘下に入り、テレビCMで有名人を起用して、クリーンなイメージを打ち出しています。

グレーゾーン金利の廃止

グレーゾーン金利の廃止

2006年の法改正により、それまでほとんどのサラ金で採用されていたグレーゾーン金利が廃止されました。

グレーゾーン金利とは、利息制限法(上限20%)と出資法(上限29.2%)の上限金利の間に当てはまる金利のことです。

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グレーゾーン金利問題

問題はほとんどの貸金業者がグレーゾーン金利での貸付をしており、不当な利息を取られていた債務者の負担が大きすぎたことです。

サラ金側は出資法に違反していなければ、利息制限法の上限金利に違反しても特に罰則はなかったため、このようなことが起こりました。

出資法と利息制限法の上限金利が同じになる

法改正の結果、それまでの出資法の上限金利29.2%が、利息制限法と同じ20%まで引き下げられました。

そしてグレーゾーン金利で返済をしていた債務者も、不当に払っていた利息を「過払い金」として、サラ金に返還請求ができるようになりました。

大手と中小の消費者金融(サラ金)の違い

大手と中小の消費者金融(サラ金)の違い

サラ金(消費者金融)にも大手と中小の業者があります。

大手と中小では、経営の規模やサービス内容、一般での知名度、審査基準などが大きく違います。

詳しく見てみましょう。

大手消費者金融【充実したサービスで知名度も高い】

大手の消費者金融(サラ金)

大手のサラ金には

プロミス
アコム
アイフル
SMBCモビット
レイクALSA

があります。

審査基準が中小より厳しい

大手サラ金の審査基準は中小よりも厳しめです。

安定収入と返済能力があることはもちろん必要ですが、信用情報に問題のある金融ブラックの人は確実に審査落ちとなります。

毎月の収入さえあれば、アルバイトや主婦の方でも借りられる点は助かりますね。

参考までに、大手消費者金融プロミスの審査基準をこちらの記事で詳しく解説しています。

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知名度が高い

知名度が高い

テレビCMや電車の広告で知ってる方も多いと思いますが、中小の業者とはメディアへの露出度が違います。

テレビCMで有名タレントを起用していることや、会社の知名度が利用者への安心感につながり、多くの人がまずは大手に申し込むという流れを作っています。

大手サラ金の平均金利

会社名 金利
プロミス 4.5~17.8%
アコム 3.0~18.0%
アイフル 4.5%~18.0%
SMBCモビット 4.5~18.0%
レイクALSA 3.0~18.0%

大手サラ金の金利は約3.00%~18.00%ほどになりますが、業者や借入金額、借り主によって適用される金利はマチマチなので、平均を出すのは難しいです。

ただ新規で借入をする場合は上限金利が適用されることがほとんどなので、18%ほどの金利になる可能性が高いです。

上限金利に関しては大手も中小も大差ありません。

スピード審査や無利息期間などの充実したサービス

充実したサービス

審査スピードや、無利息期間があること、コンビニATMが利用できるなど、充実したサービスに力を入れています。

そういったことができるのも、大手のサラ金は、メガバンクの銀行傘下にあり、豊富な資金力があるためです。

例えば、プロミス・モビットは三井住友銀行グループ、アコムは三菱UFJ銀行グループの傘下にあります。

アイフルのみ、唯一単独で経営をしているサラ金となります。

中小の消費者金融【大手よりも甘い自社審査】

中小のサラ金は、大手のように頻繁にテレビCMや広告を出しているわけではなく、一般的に名前を知られている業者はあまりありません。

大手のような全国規模の経営ではなく、限られた地域に密着しているため、街金とも呼ばれます。

大手で借りれない人が審査対象

大手に比べ審査が甘くゆるい

中小のサラ金(街金)は自社審査となっており、大手の審査で合格できない人を主な審査対象としているため、審査基準が甘くなっています。

ブラックにも借り入れの可能性

例えば、信用情報に問題がある金融ブラックの方は大手消費者金融で即審査落ちとなりますが、中小のサラ金(街金)では自社審査のため審査に通る可能性があります。

金融ブラックと申込み・社内ブラックの状態を分かりやすく解説

信用情報に、過去の債務整理や支払いの長期延滞をした記録があっても、現在の返済能力が認められればお金を借りることができます。

ただし現在も延滞中の債務があり、問題が解決していない場合は、ブラックでも借りられる中小消費者金融と言えども審査落ちになります。

審査落ちになる場合

審査落ちになる場合

いくら審査が甘いとはいえ、支払いの長期延滞が未解決の場合や、総量規制に引っかかる場合は、中小のサラ金と言えど、審査落ちとなります。

総量規制を詳しく解説

また、債務整理をした直後の、生活や収入が落ち着いていない状態では審査落ちになる可能性が高いので、債務整理後にお金を借りたい場合は、3~5年ほどの期間を置いたほうが審査に通りやすくなります。

中小消費者金融(サラ金・街金)の金利

先述したように、上限金利は18.00%ほどと、中小と大手のサラ金では大差ありません。

下限金利が比較的高め

下限金利が比較的高め

下限金利に関しては、大手が3.00%ほどであるのに比べ、中小のサラ金は少し高い傾向にあります。

筆者が調べたところではセントラルの下限金利が4.8%と最も低いものでした。

その他の中小サラ金では、7%~、8%~、10%~といった下限金利が見受けられました。

審査が通りやすい分、金利・利息が高め

中小の業者は大手より審査が通りやすい分、金利が高めに設定されているものと思われます。

ちなみに初回の審査では、どこの業者も上限金利を適用されるのが普通です。

金利を下げて利息を抑えるには、返済実績を積み上げて、業者の信用を得ることが必須です。

また、利息は金利(年率)と借入日数をもとに計算されるので、早期完済をすることが利息を抑えることにもなります。

まとめ

サラ金・街金は消費者金融の一部であり、別の呼び名です。

以前はサラ金のイメージがあまりにも悪く、業界全体でイメージや業務内容をクリーンなものに改善しようという動きがありました。

その一環として、現在はサラ金を消費者金融と呼ぶのが一般的になりました。

サラ金にも大手と中小(街金)があり、業者により金利や審査基準が異なりますが、国や自治体の認可を受けた正規の業者として営業しています。

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